レモンは冷凍保管で長持ち!霜がつきづらい冷凍方法について
飲み物にお料理に大活躍のレモン。その皮の香りや果汁の酸味は、主役としても脇役としても他に代えることのできない食材です。生でレモンを手に入れたら、鮮度の良いうちにフレッシュな状態で使うのがベストです。
キロ単位で手に入ったときや、「数日では使い切らないかも」、そんな時には・・・。新鮮なうちに、一部冷凍保存してしまうのがおすすめです!冷凍すると、1ヶ月程度の長期間保存が可能。しかも香りよく、果汁も使うことができます。
冷凍保存で霜がつきづらくなる一番のポイントは・・・冷凍する際に、できる限り空気を抜くことです!それでは、レモンを無駄なく使えて、霜がつきづらい「レモンの冷凍方法」を3通り、ご紹介します。
レモンをまるごと冷凍する
レモンを丸ごと冷凍するのは、手間がかからず簡単です。無農薬レモン・有機栽培レモンが手に入った時には、皮も有効に使いたいもの。そんなときには、皮を削って使いやすい丸ごと冷凍がおすすめです!
レモンの皮の香りを楽しみたいときには、冷凍庫から出してすぐ皮を削ればOK。削ったらすぐに冷凍庫へ戻せば、またしばらく冷凍保存できます。カットしないで冷凍するので、果汁も丸ごと閉じ込められます。
レモンをまるごと冷凍をするときの手順
- レモンを良く洗い、水気を拭く。
- ラップで空気が入らないようにぴったり包む。
- 冷凍保存袋に入れて、できる限り空気抜き、冷凍する。
レモンをまるごと冷凍したときの、使い切りアイディア
丸ごと冷凍したレモンを一度に全部使い切る場合は、調理1~2時間前に冷凍庫から出しておくと使いやすいです。何回かに分けて使うときには、まず皮をすり下ろして使い、その次の調理で果汁を搾ってみてください。
- おひたしの香り付け(皮をすりおろす)
- レモンケーキ(皮をすりおろす)
- コンポート作りの材料(皮・果汁を使う)
- レモンのマーマレード(皮・果汁を使う)
- レモンシロップ、レモネード、はちみつレモン(皮・果汁を使う)
- ポン酢、ドレッシング(果汁を使う)
レモンを輪切りにして冷凍する
レモンの輪切りを冷凍しておくと、使いたいだけそのまま使えるのが便利。料理のトッピングにしたり、ドリンクに浮かべたり、見た目にかわいく仕上げたいときにも重宝します。
輪切りにしてそのまま冷凍してしまうと、果汁があるためどうしても数枚ずつ固まってしまいます。少し手間がかかりますが、下記手順で一つずつラップで包んでおくと、霜がつきにくく使いやすいのでおすすめです。
輪切りレモンを冷凍するときの手順
- よく洗ったレモンの水気を拭いて、お好みの厚さの輪切りにする。
- つまようじなどで、種を取り除く。
- ラップを広げて、レモンが重ならないよう、空気が入らないように包む。
- 冷凍保存袋に入れて、できる限り空気を抜き、冷凍する。
(写真)ラップに輪切りレモン4つを並べ、空気が入らないように包んでいます。
輪切りレモンの使い方アイディア
輪切りレモンは、見た目も生かせます。こんな使い方はいかがでしょうか?
- 紅茶に浮かべてレモンティー
- ハーブと合わせ、デトックスウォーター
- 冷麺やそうめんのトッピング
- チーズケーキ・ヨーグルトケーキのトッピング
レモンを櫛切りにして冷凍する
レモンを櫛形にカットして冷凍すると・・・同じ保存袋で輪切りの2倍の量が入りました。たくさん冷凍したい、使うときには少しずつ使いたい、というときに便利な冷凍方法です。櫛切りレモンは、1個取り出してギュギュッと絞ることができます。少しだけ果汁を絞り入れたいときに、とても使いやすいです。
レモンを櫛切りにして冷凍するときの手順
- よく洗ったレモンの水気を拭いて、レモンを8等分の櫛切りにします。
- つまようじなどで、種を取り除きます。
- 中心の白いワタは包丁でカットします。
- ラップを広げて、レモンが重ならないよう、空気が入らないように包みます。
- 冷凍保存袋に入れて、できる限り空気を抜き、冷凍します。
櫛切りレモンの使い方アイディア
櫛切りレモンは、果汁を搾りやすいので、特にお料理に使いやすい!こんな使い方はいかがでしょうか?
- 手作りジュースに
- オリーブオイル・塩と合わせてドレッシングに
- 唐揚げに添えて
- 鶏むね肉のレモンバター煮
- 焼酎やジン、テキーラなどにギュギュっと搾り入れて
本日は、レモンの冷凍方法についてご紹介させていただきました。使う用途によって、冷凍方法を変えてレモンをお楽しみください!