国産グレープフルーツ(月夜実)を一口で食べやすくカットしてみました
国内で流通しているグレープフルーツのうち、たった0.03%という希少な「国産グレープフルーツ」。2024年からご案内開始させていただいた宮崎県産のグレープフルーツ月夜実は、冬の間樹に実らせて完熟になったところを収穫し、春(4月~5月)に出荷をしていただいています。冬を越して糖度の乗ったグレープフルーツを、早速お取り寄せしてみました。
今日は、国産グレープフルーツ月夜実の「カット方法」についてご紹介いたします。
グレープフルーツ月夜実の切り方(その1)セイコちゃんカット
産地おすすめのカット方法は「セイコちゃんカット」という切り方。この切り方は、農園スタッフ・セイコちゃんのアイディアだそうです。その切り方とは・・・
①まず横半分にカットします。
②真ん中のワタと種部分を避けて、縦3等分にカットします。
③両脇部分は、櫛形にカット。真ん中部分は、種とワタを避けてカットします。
④外皮と実の間に包丁を入れて、食べやすくカットします。
切りやすく、種の部分を除いているのでパクッと食べやすい。さすがは農家さんの知恵です。
グレープフルーツ月夜実の切り方(その2)実だけ取り出すカット
実は、うちの娘はアレルギー持ちで、果物は口の中にポンと入れたい派。果汁が唇に触れるとかゆくなってしまうらしいんです。かぶりつくのが一番美味しいんですけどね…。もしかしたら、同じ悩みを持つ方もいらっしゃるかもと思い、今回は美しく果肉だけを取り出してカットできる方法も試してみました。
①グレープフルーツの外皮を切り落とす
まずグレープフルーツの上下をカットします。安定したところで、実と白いワタの間を狙って外皮を切り落としていきます。
実の位置を予想しながらのカットなので、なかなか難しいです。白いワタが残ってしまったところは、一緒に食べても美味しいのですが、気になるようなら削いでください。
②内皮と実の間に包丁を入れて実を取り出す
内皮と実の間に包丁を入れて、実だけを取り出していきます。この作業は意外と簡単にできます。ただ、あまりギュッとつかまないようにするのが難しい。できる限り果汁を逃さないようにしたいですよね。実を取り出したときに、種を除いておくと、見栄え良く食べやすくなります。
やりました!グレープフルーツ、実だけ取り出せました!
はじめてカットしてみましたが、なんとか実だけ取り出せました。やはり内皮がないので、見た目がとても美しい。もしパティシエさんだったら、これでパフェを作ったり、ゼリーに入れたり、ガレットにしたり・・・様々アレンジができそうですね。
技を持ち合わせていない私は、蜂蜜漬けにすることにしました。
もったいない!残った内皮も絞ってみたら…
できる限り果汁を残した切り方になるかと思いきや、切り落とした内皮も果汁をたっぷり含んでいそう。なので、ギュギュッと絞ってみました。すると、予想を上回ってビックリするほど果汁が絞れました!
絞りたてのグレープフルーツジュースを飲んでみると・・・イメージしていたグレープフルーツの10倍濃い~!酸味もあり、カラダがシャキッとして一日分のビタミンを補給した気分です。これは絞らない手はない!この切り方をした際には、ぜひジュースも絞ってください♪
後から気づいた注意点
私はカットをしてしまった後に、気がつきました…。このグレープフルーツ月夜実は特に、お皿の上でカットをした方が良いそうです。なぜかというと?果汁が豊富なので、まな板の上でカットすると、果汁がこぼれてしまうとのこと。
確かに。カットをするだけで溢れてくるまな板の上の果汁は、救えませんでした…平皿などお皿の上でカットすれば、カットした際の果汁も使えますね。みなさんはぜひお皿の上でカットしてみてください!